A Surge of Change
水が不足している地域でビールを醸造することは困難です。90%以上を占める不可欠な原料が水だからです。
そのため、ギネスでは、水の使用について詳細に検討した結果、生産工程から多くの水を節約することに成功しました。しかし、まだ十分ではありませんでした。
アフリカに深く根付いた企業として、私たちにはまだまだやるべきことがあるという自覚がありました。この大陸全土に安全な飲料水を届けるためにギネスは2007年に「生命の水」プログラムを立ち上げました。
長年にわたり、私たちはパートナー組織と協力し、掘削孔、手掘り井戸、雨水貯水、自国のろ過装置など、必要不可欠であったインフラを支援してきました。
“そのため、ギネスでは、水の使用について詳細に検討した結果、生産工程から多くの水を節約することに成功しました。”


タンザニアでは、新しい掘削穴システムとソーラー式自動水ポンプや貯蔵タンクにより、1日4,000リットルの水を供給することができます。これは、テメケ地区に住む80,000人の住民が安全で清潔な飲料水を得ていることを意味します。
ウガンダ北部では、衛生学および衛生管理に関する勉強会を行なっています。また、ナイジェリアでは、医療センターを開設し、そこでは、毎時間2,700リットルの水が6段階の精製工程を経て供給されています。
プログラムの開始以来、ギネスは18カ国で200を超えるプロジェクトを完了し、1,000万人に清潔な飲料水をもたらしました。私たちはこのことを誇りに思っています。

